ウォーターサーバーの天然水とRO水の違いを徹底解説!製造工程・味・安全性を比較

ウォーターサーバー 天然水とRO水の違い

更新日: 2026年4月23日

ウォーターサーバーの天然水とRO水の違いを徹底解説!製造工程・味・安全性を比較

ウォーターサーバーの導入を検討しているとき、「天然水」「RO水」といった水の種類の表記に直面し、どちらを選ぶべきか迷っていませんか?

結論から言うと、天然水とRO水は製造方法がまったく異なる別の水であり、味・ミネラル構成・コストに明確な違いがあります。この記事では両者の違いを5つの軸で比較し、あなたの用途に合った水の選び方を解説します。

天然水とRO水の違いを理解しよう

なぜ水の種類を知ることがウォーターサーバー選びで重要なのか

ウォーターサーバーのサービスごとに提供される水は、大きく「天然水」と「RO水(RO膜浄水)」の2種類に分かれます。水の種類によって味わい、ミネラル成分、価格が異なるため、自分や家族がどんな水を求めているのかを知っておくことが、後悔しないウォーターサーバー選びの第一歩です。

そもそもウォーターサーバーそのものについて知りたい方は、「ウォーターサーバーとは 初心者向けガイド」もあわせてご覧ください。

天然水とRO水の違いをひと目でわかる比較表

比較項目 天然水 RO水(RO膜浄水)
原水 特定の水源(地下水・湧水など) 水道水や地下水など原水を問わない
製造工程 沈殿・ろ過・加熱殺菌のみ RO膜で不純物を除去後にミネラルを人工添加
ミネラル 天然由来。採水地によりバランスが異なる 人工添加。安定した成分設計
味わい 採水地ごとの個性がある 安定した味わいでブレにくい
品質の安定性 採水地・季節により微妙に変動 原水を問わず一定品質
安全性のアプローチ 清浄な水源の選定と最小限の処理 徹底的なろ過による不純物除去
価格傾向 採水・配送コストが反映されやや高め ろ過・添加プロセス中心で比較的安価

天然水とはどんな水?

天然水の定義と製造工程

天然水とは、特定の水源から採水し、沈殿・ろ過・加熱殺菌のみを行って製品化された水のことです。法律上(鉱水類の品質表示基準)では、原水から「沈殿、ろ過、加熱殺菌」以外の物理的・化学的な処理を行わないことが条件とされています。

つまり、水源そのものの水质を活かした、自然に近い状態の水と言えます。

天然水のミネラル成分と硬度の特徴

天然水には、地層をゆっくりとろ過される過程でカルシウム・マグネシウム・カリウムなどのミネラルが自然に溶け込んでいます。このミネラルバランスは採水地の地質によって異なり、水の「硬度」の差として表れます。

日本のウォーターサーバー用天然水は主に硬度20〜83mg/L程度の軟水が主流です。軟水は口当たりがまろやかで、料理やお茶にも馴染みやすいため、日本人の味覚に合いやすいのが特徴です。

硬度の目安: - 軟水:0〜60mg/L(まろやか) - 中硬水:60〜120mg/L(コクがある) - 硬水:120mg/L以上(しっかりした味わい)

採水地によって味が違う理由

天然水の味は、採水地の地質・標高・降水量・植生など、その土地固有の条件によって決まります。同じ「天然水」であっても、採水地が違えばミネラルの構成比が異なり、味わいも変わってきます。

たとえばオーケンウォーターでは、富士山・京都丹波・大分天領の3つの採水地から天然水を提供しており、それぞれ hardness やミネラルバランスに違いがあり、好みに応じて選ぶことができます。

RO水(RO膜浄水)とはどんな水?

RO膜(逆浸透膜)とはどのような技術か

RO膜(逆浸透膜)とは、水分子以外の不純物を1000万分の1mmレベルまで除去できる精密なろ過膜のことです。この細かさは、細菌やウイルスはもちろん、溶解しているミネラルイオンの大部分も通さないほどの精度です。

もともとは海水淡水化や医療・半導体製造の超純水製造などで使われてきた技術で、水の浄化において極めて高い除去性能を持ちます。

RO水の製造工程とミネラル添加の仕組み

RO水の製造は、大きく次の2つの工程から成ります。

  1. RO膜ろ過工程:原水(水道水や地下水)をRO膜に通し、不純物を徹底的に除去してほぼ純水に近い状態にする
  2. ミネラル添加工程:ろ過された水にミネラルを人工的に添加し、飲用水として適したバランスに仕上げる

RO膜のろ過で一度ミネラルをすべて取り除いた上で、改めてミネラルを添加するのは、品質を一定に保つためです。自然界のミネラルバランスに左右されず、常に同じ成分の水を提供できるのがRO水の大きな特徴です。

RO水が品質安定している理由

RO水は、原水が水道水であれ地下水であれ、RO膜を通過した時点でほぼ同じ水になるという性質があります。その後に添加するミネラルの量も制御できるため、季節や天候による原水の変動を問わず、常に安定した品質・味わいの水を届けることができます。

RO水サーバーについて詳しく知りたい方は、「ウォーターサーバー RO水サーバー 特徴と選び方」もご参照ください。

天然水とRO水を5つの軸で比較

製造工程の違い:最小限の処理 vs 徹底したろ過

天然水は、清浄な水源から採水した後、沈殿・ろ過・加熱殺菌という最小限の処理にとどめます。水源の自然の成分をそのまま活かすアプローチです。

RO水は、原水をRO膜で徹底的にろ過して純水に近い状態にした後、ミネラルを添加して飲用水に仕上げます。不純物を一度リセットしてから再構成するアプローチと言えます。

この違いが、後述する味・ミネラル・安全性の差の根本的な原因です。

安全性の違い:環境リスク vs 不純物除去

天然水とRO水は、ともに日本の安全性基準をクリアした安全な水ですが、安全へのアプローチが異なります。

  • 天然水:清浄な水源を厳選し、定期的な水質検査を行うことで安全性を担保します。水源の環境管理が重要な要素となります。
  • RO水:RO膜の高い除去性能により、原水に含まれる可能性のある不純物を取り除くことで安全性を確保します。原水の条件に左右されにくいのが強みです。

どちらも安全基準を満たした水がウォーターサーバーに届けられるため、安全性そのものに優劣はありません。

味の違い:自然の個性 vs 設計された安定感

天然水は、採水地のミネラルバランスがそのまま味わいに反映されます。軟水中心の日本の天然水は口当たりがまろやかで、微かな甘みやコクを感じる方が多いです。採水地ごとに味に個性があるため、自分の好みに合った水を探す楽しみもあります。

RO水は、ミネラル添加の設計によって安定した味わいを実現します。天然水のような個性はありませんが、いつでも同じ品質の水を飲める安心感があります。

ミネラルの違い:天然由来 vs 人工添加

天然水のミネラルは、地層を通じて自然に溶け込んだものです。カルシウム、マグネシウム、カリウム、シリカなどがバランスよく含まれており、その構成は採水地ごとに異なります。

RO水のミネラルは、一度RO膜で取り除いた後に人工的に添加されたものです。添加するミネラルの種類と量を制御できるため、成分表記が常に一定です。

なお、ミネラルの摂取については、水だけでなく食事全体のバランスが重要です。特定のミネラルの健康効果を断定することはできませんが、日常の水分補給でミネラルを自然に摂取できるのは天然水の魅力の一つです。

コストの違い:採水・配送コストが反映される価格

天然水は、特定の水源からの採水・品質管理・専用の配送ルートなどにコストがかかるため、月額料金がやや高めに設定される傾向があります。

RO水は、原水を問わず同一の工程で製造できるため、採水地の制約が少なく、比較的安価に提供されるケースが多いです。

価格の詳細は各社のプランによって異なりますが、「ウォーターサーバー おすすめ 2024年最新ランキング」でコスト面も含めた比較を確認できます。

用途別に見る天然水とRO水の選び方

赤ちゃんのミルク用に選ぶ場合

赤ちゃんのミルクに使う水を考えるとき、まず気になるのは安全性と硬度です。

日本のウォーターサーバー用天然水は主に軟水(硬度20〜83mg/L程度)であり、赤ちゃんのミルクにも適しています。ミネラル含有量が適度で、まろやかな口当たりのため、粉ミルクとの相性も良好です。

RO水も不純物がしっかり除去されているため安全ですが、ミネラル添加の有無や量はメーカーによって異なるため、成分表示を確認することが大切です。

オーケンウォーターの天然水はいずれも軟水で、赤ちゃんのミルク用としても安心してご利用いただけます。

日常の飲料水として美味しさを重視する場合

毎日の飲料水として「美味しい水」を求めるなら、天然水がおすすめです。採水地ごとに異なる自然のミネラルバランスが生み出す奥行きのある味わいは、水を飲むことが楽しみになるほどです。

オーケンウォーターでは富士山・京都丹波・大分天領の3種の天然水を提供しており、硬度やミネラルバランスの異なる水から自分の好みに合うものを選べます。飲み比べて楽しみながら、自分にとって一番美味しい水を見つけることができます。

コストを抑えて安心な水を使いたい場合

毎月の支出を抑えつつ、安全性はしっかり確保したい場合は、RO水を選ぶのが合理的です。RO水は安定した品質を安価で提供できる構造があるため、コストパフォーマンスに優れています。

ただし、天然水でも月額料金を抑えたプランを提供するサービスはあります。オーケンウォーターの天然水も、天然水ならではの味わいをリーズナブルにお届けするプランをご用意しています。

天然水とRO水の違い まとめ

自分に合った水の種類の選び方を振り返る

この記事で解説した天然水とRO水の違いを、改めて整理します。

  • 製造工程:天然水は最小限の処理で自然の恵みを活かす / RO水は徹底したろ過後にミネラルを添加
  • 安全性:どちらも基準をクリア / 天然水は水源管理、RO水は不純物除去という異なるアプローチ
  • :天然水は採水地の個性 / RO水は安定した設計された味わい
  • ミネラル:天然水は天然由来 / RO水は人工添加で安定
  • コスト:天然水はやや高め / RO水は比較的安価

選び方のポイントは、あなたが何を一番大切にするかです。美味しさと自然のミネラルを重視するなら天然水、安定した品質とコストを重視するならRO水が向いています。


オーケンウォーターでは、富士山・京都丹波・大分天領の3つの採水地から、硬度やミネラルバランスの異なる天然水をお届けしています。自分や家族の好みに合わせて水を選べるから、毎日の水分補給がもっと楽しくなります。

どの天然水が自分に合うか気になった方は、まずは無料の資料請求で各採水地の水の特徴を詳しく知ってみてください。

オーケンウォーターの無料資料請求はこちら


関連記事: - ウォーターサーバーとは 初心者向けガイド - ウォーターサーバー 冷水温水の仕組み - ウォーターサーバー ボトルタイプと水道直結型の違い - ウォーターサーバー 電気代はいくら

ミズカエル 編集部

ウォーターサーバーサービス・天然水宅配