ウォーターサーバーのエコタイプとは?5つの省エネ機能の仕組みと主要ブランド別電気代を徹底比較

ウォーターサーバー エコタイプ 省エネ 機能

更新日: 2026年4月24日

ウォーターサーバーのエコタイプとは?5つの省エネ機能の仕組みと主要ブランド別電気代を徹底比較

ウォーターサーバーのなかでも、消費電力を抑える「エコタイプ」への関心が高まっています。電気代の高騰が続くいま、どの省エネ機能がどれくらい電気代を安くするのか――それを知っておくことが、賢い一台選びの近道です。

本記事では、エコタイプのウォーターサーバーに搭載される5つの省エネ機能の仕組みを具体的に解説し、コスモウォーター・フレシャス・オーケンウォーター・アクアクララの主要4ブランドの電気代を比較します。

ウォーターサーバーのエコタイプとは

エコタイプの定義と従来型との違い

エコタイプのウォーターサーバーとは、冷水や温水を維持する際の消費電力を抑える機能を搭載したモデルのことです。

従来型のウォーターサーバーは、設定温度(約80〜90℃の温水、約5〜10℃の冷水)を常時キープするため、24時間365日稼働し続けます。そのため、冷温水タンクのヒーターと冷却装置が頻繁に動作し、電気代がかさむ傾向がありました。

一方、エコタイプは以下のような仕組みで無駄な電力消費を削減します。

  • 使わない時間帯に温水の加熱を止める(エコモード・SLEEP機能)
  • 必要に応じて温度設定を変更する(温度調整機能)
  • タンク構造の工夫で熱の逃げを防ぐ(デュアルタンク構造)

つまり、いつでも快適に冷水・温水が使える利便性を保ちながら、無駄な電力消費だけをカットするのがエコタイプの最大の特徴です。

エコタイプが注目される背景:電気代高騰と環境意識

2022年以降、電気料金の値上げが相次ぎ、家庭の光熱費に対する意識が大きく変化しました。ウォーターサーバーは24時間稼働する家電であるため、月額の電気代がランニングコストに直結します。

また、SDGsの浸透や省エネ志向の高まりから「環境に配慮した家電を選ぶ」というライフスタイルも定着しつつあります。こうした社会的背景から、省エネ機能を搭載したエコタイプのウォーターサーバーが各社から続々と登場し、導入検討者の重要な選択基準になっています。

本体のサイズ感や設置場所の自由度も選び方のポイントです。設置スペース別の特徴はウォーターサーバーの床置き型と卓上型の違いを徹底比較!設置スペース・容量・使い勝手で選ぶで詳しく解説しています。

ウォーターサーバーの主な省エネ機能5選

ここからは、エコタイプのウォーターサーバーに搭載される代表的な5つの省エネ機能を、仕組みと効果に分けて解説します。

エコモード:温水温度を下げて消費電力を抑制

エコモードは、温水の設定温度を通常(約80〜90℃)から低温(約60〜70℃程度)に下げることで消費電力を抑える機能です。

温水を高温に保つには常にヒーターで加熱し続ける必要がありますが、温度を下げるとヒーターの稼働頻度が減り、電力消費を大幅にカットできます。お茶やコーヒーなど、必ずししも沸騰に近い温度が不要な用途では、エコモードでも十分に快適に使えます。

多くの機種ではボタンひとつでエコモードへの切り替えが可能で、必要なときに手動で通常モードに戻せるため、利便性を犠牲にせずに節電ができます。

SLEEP機能・人感センサー:明るさで自動的に温水電源をオフ

SLEEP機能(またはお休みモード)は、夜間や外出時などサーバーを使用しない時間帯に自動的に温水の加熱を停止する機能です。設定した時間になると自動で切り替わるタイプと、周囲の明るさを検知して切り替わるタイプがあります。

具体的には、以下のような仕組みで動作します。

タイプ 仕組み メリット
タイマー式 設定した時間帯に温水加熱を停止 生活リズムが決まっている人に最適
人感センサー式 周囲の明るさや人の動きを検知 手間なしで自動切替
明るさ検知式 部屋が暗くなると自動でエコモードへ 設置場所の環境に連動

夜間は温水を使わないご家庭が多いはずです。SLEEP機能を活用すれば、睡眠中の約7〜8時間の電力消費をほぼゼロに近づけられます。

温度調整機能:冷水・温水を強・中・弱から選択して節電

温度調整機能は、冷水と温水それぞれの温度を複数段階(強・中・弱など)から選択できる機能です。通常は最も高い温度設定になっていますが、用途に合わせて下げることで電力消費を抑えられます。

たとえば、以下のような使い分けが可能です。

  • 温水・強:沸騰に近いお湯が必要な調理やカップラーメンに
  • 温水・中:日常的なお茶・コーヒーに十分な温度
  • 温水・弱:温めるだけなら十分、電気代を最も抑える設定
  • 冷水・強:キンキンに冷えた水が欲しいとき
  • 冷水・中または弱:常温に近い冷水で十分な場合

温度別の選び方に興味がある方は、ウォーターサーバーの3温度対応機種の違いを徹底比較!温度調整型と3タンプ型の仕組み・選び方も参考にしてください。

デュアルタンク構造:冷温水タンクを分離し熱干渉ロスを削減

デュアルタンク構造とは、冷水タンクと温水タンクを物理的に分離し、それぞれ独立して温度管理する仕組みです。

従来型の一部機種では、冷水タンクと温水タンクが一つの空間に隣接して配置されていました。この場合、温水タンクの熱が冷水タンクに伝わり(熱干渉)、冷水を冷やし続けるために余分な電力が消費されてしまいます。

デュアルタンク構造では、冷温水のタンクを壁で仕切ることで熱の移動を防ぎます。結果として以下のメリットがあります。

  • 冷水の温度が安定しやすくなる
  • 温水の熱が逃げにくくなる
  • 両タンクの無駄な稼働が減る

構造的な省エネであるため、特別な操作なしに節電効果が得られるのが大きな特徴です。

省エネと衛生管理の両立:クリーンエアシステム等

省エネ機能を追求するあまり、水の衛生面をおろそかにしては本末転倒です。エコタイプのウォーターサーバーでは、省エネと衛生管理を両立させる工夫も重要なポイントになります。

代表的なのがクリーンエアシステムです。これは、外部からタンク内に取り込む空気をフィルターやUV(紫外線)で除菌する仕組みで、空気経由での雑菌繁殖を防ぎます。

ウォーターサーバーの水は、お湯や水を取り出すたびにタンク内に空気が入り込みます。その空気中に含まれる雑菌や微生物が繁殖の原因になるため、空気の入り口を清潔に保つことが衛生管理の鍵です。

省エネ機能で温度管理を適度に抑えつつ、クリーンエアシステムで衛生面を確保する――この二本柱がエコタイプの信頼性を支えています。

ボトル交換の衛生面については、ウォーターサーバーの上部ボトルと下部ボトルを徹底比較!メリット・デメリットで選ぶべき方式で詳しく比較しています。

主要ブランド別エコ機能と電気代比較

各社が搭載する省エネ機能と月額電気代の目安を比較します。以下の表は、主要4ブランドのエコ機能と電気代をまとめたものです。

ブランド 主力エコ機種 主な省エネ機能 月額電気代の目安
コスモウォーター smartプラスNext 温度調整+エコモード 月384円
フレシャス Slat エコモード+SLEEP機能+人感センサー 月約390円〜
オーケンウォーター エコ対応機種 省エネ設計・衛生管理機能 月400〜500円
アクアクララ ECOモード搭載機 ECOモード+HOT BOOSTER ECOモードで約45%削減

コスモウォーター:smartプラスNextの温度調整+エコモードで月384円

コスモウォーターの「smartプラスNext」は、温度調整機能とエコモードを組み合わせることで月額電気代384円を実現しています。

温度調整機能では、冷水・温水ともに強・中・弱の3段階から選択可能。日常使用では「中」設定でも十分に快適に使えるため、電気代を抑えながら利用できます。

エコモードはワンタッチで切り替え可能で、温水の温度を自動で下げて消費電力を抑制します。省エネ機能を使わない場合と比べて、月額電気代に大きく差が出る点が魅力です。

フレシャス:Slatの3つの省エネ機能で月約390円〜

フレシャスの「Slat」は、エコモード・SLEEP機能・人感センサーの3つの省エネ機能を搭載し、月額約390円〜の電気代を実現しています。

特に人感センサーは、人の動きを検知して自動で省エネ運転に切り替えるため、手間なく節電が可能です。さらにSLEEP機能で夜間の温水加熱を停止することで、日中と夜間の両方で電力消費を抑えられます。

省スペースなスリムデザインも特徴で、ウォーターサーバーのスリムタイプおすすめ6選!幅・料金・機能を徹底比較でも取り上げているように、設置場所を選ばない点も評価されています。

オーケンウォーター:月400〜500円の経済的な電気代

オーケンウォーターのウォーターサーバーは、月額400〜500円という経済的な電気代が特徴です。機種ごとに省エネ設計が取り入れられており、日常的な使用シーンで無駄な電力消費を抑える仕様になっています。

オーケンウォーターのエコ対応機種は、以下のような特徴を備えています。

  • 効率的な冷温水タンク設計による省エネ実現
  • クリーンエアシステムで衛生面と省エネを両立
  • 天然水の宅配に特化したサービス設計でランニングコストを抑える工夫

省エネ機能はもちろんのこと、天然水の品質と手頃な料金バランスを重視する方にとって、オーケンウォーターは電気代の安さと水質の両面でバランスの良い選択肢です。具体的な料金プランや機種の詳細は、オーケンウォーターの公式サイトで確認できます。

アクアクララ:ECOモード+HOT BOOSTERで省エネと利便性を両立

アクアクララは、ECOモードとHOT BOOSTERを組み合わせることで、省エネと利便性のバランスを取っています。

ECOモードは温水の温度を下げて消費電力を抑制する基本機能で、通常時と比較して約45%の電力削減効果があります。一方、HOT BOOSTERは必要なときだけ一時的に高温のお湯を出力できる機能で、普段はECOモードで節電しつつ、カップラーメンなど沸騰に近いお湯が必要な場面ですぐに対応できます。

この「普段は省エネ、使うときだけパワー全開」という発想は、エコタイプの理想的な使い方と言えるでしょう。

なお、各社の電気代をより詳しく知りたい場合は、【2026年最新】ウォーターサーバーの電気代を1ヶ月ごとに各社比較!安いのはどこ?を併せてご覧ください。

エコタイプのウォーターサーバーを選ぶ際のポイント

月額電気代の目安で比較する

エコタイプを選ぶ第一の基準は、月額電気代の目安です。各社が公表している電気代の数値を参考にしつつ、以下の点に注目しましょう。

  • 省エネ機能あり・なしの電気代の差:機能を活用したときの数値を確認
  • 常時使用を想定した金額:エコモード等を日常的に使った場合の月額
  • 電気料金プランとの相性:夜間電力が安いプランを利用している場合は、SLEEP機能との相性も考慮

月額料金の全体像を把握したい場合は、【2026年最新】ウォーターサーバーの種類別月額料金を徹底比較!宅配型・RO水・水道直結型の相場と選び方が参考になります。

自宅の生活リズンに合った省エネ機能の選び方

省エネ機能の効果は、ご家庭の生活リズンによって大きく変わります。自分の生活パターンに合った機能を選ぶことが大切です。

生活パターン おすすめの省エネ機能 理由
夜間は就寝で使わない SLEEP機能(タイマー式) 睡眠時間帯の電力をカット
日中は在宅ワーク 温度調整機能 日中は中・弱で十分な場面が多い
昼夜問わず使う エコモード常時ON 手軽に確実な節電効果
来客が多い 人感センサー 使わない時間を自動検知

「どの機能が一番節電になるか」よりも「自分の生活で無理なく使える機能か」を基準に選ぶのがコツです。

省エネ機能使用時の注意点:電源は常にONが基本

省エネ機能を活用するうえで、最も注意すべき点があります。それはウォーターサーバーの電源コンセントは常にONにしておくことです。

電気代を節約したいからといって、外出時や夜間にコンセントを抜くのは衛生上NGです。理由は以下の通りです。

  • タンク内の水温が上がり、雑菌が繁殖しやすくなる
  • 再度冷却・加熱するために余分な電力がかえってかかる
  • 機種によっては故障の原因になる

省エネはあくまで「エコモードやSLEEP機能を使う」ことで行い、コンセントを抜くことは避けてください。エコタイプの真の価値は、電源を入れたまま効率よく節電できる点にあります。

また、ボトルの交換や保管の手間を減らしたい方は、ウォーターサーバーのボトル不要型のメリット6選!交換・保管の手間がなくなる理由を徹底解説も併せてチェックしてみてください。

まとめ:エコタイプで電気代を大幅カット

ウォーターサーバーのエコタイプは、以下5つの省エネ機能で電気代を大幅にカットします。

  1. エコモード:温水温度を下げて消費電力を抑制
  2. SLEEP機能・人感センサー:使わない時間帯の電力を自動カット
  3. 温度調整機能:用途に合わせて冷水・温水の強弱を選択
  4. デュアルタンク構造:熱干渉ロスを構造的に削減
  5. クリーンエアシステム:省エネと衛生管理を両立

主要ブランドの月額電気代を比較すると、コスモウォーターが月384円、フレシャスが月約390円〜と、エコ機能を活用すれば400円前後で利用できることがわかります。オーケンウォーターも月400〜500円で経済的であり、天然水の品質と電気代のバランスを重視する方に向いています。

省エネ機能を重視してウォーターサーバーを選ぶなら、ご自身の生活リズンに合った機能を搭載した機種を探すことが大切です。電気代を抑えつつ、安全でおいしい水を毎日楽しめる──それがエコタイプのウォーターサーバーの魅力です。

オーケンウォーターでは、省エネ設計のウォーターサーバーと天然水の宅配サービスを提供しています。電気代を抑えつつ、こだわりの天然水をお届けするプランの詳細は、無料の資料請求・お問い合わせでご確認いただけます。まずはお気軽にご相談ください。

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ミズカエル 編集部

ウォーターサーバーサービス・天然水宅配