ウォーターサーバーの3温度対応機種の違いを徹底比較!温度調整型と3タップ型の仕組み・選び方¶
ウォーターサーバーの導入を検討していると、「3温度対応」という言葉によく出くわします。しかし、実はこの言葉、メーカーによって意味が異なることをご存知でしょうか。
ある機種は冷水・常温水・温水の3つのタップを備えており、別の機種は冷水と温水の温度をそれぞれ3段階で調整できます。どちらも「3温度対応」と呼ばれますが、仕組みも使い方も大きく異なります。
この記事では、3温度対応ウォーターサーバーの2つの概念を明確に整理し、主要メーカーの機種比較、用途に合った選び方まで詳しく解説します。粉ミルクの調乳やコーヒー作りなど、あなたのライフスタイルに合った機種選びの参考にしてください。
3温度対応ウォーターサーバーとは?2つの概念を整理¶
「3温度対応」には、大きく分けて2つの仕組みがあります。自分に必要な機能を見極める第一歩として、まずはこの違いをしっかり押さえましょう。
冷水・常温水・温水の3タップ型とは¶
3タップ型は、文字通り冷水・常温水・温水の3つの給水口(タップ)を備えたウォーターサーバーです。ボタンやレバーを押すだけで、それぞれ設定された温度の水がそのまま出てきます。
- 冷水:約5〜10°C(キンキンに冷えた水)
- 常温水:室温に近い温度の水(加熱・冷却なし)
- 温水:約80〜90°C(熱湯に近いお湯)
一般的な2タップ型(冷水・温水のみ)と異なり、常温水が飲める点が最大の特徴です。常温の水を好んで飲む方や、料理の際に水温を調整したい方にとって便利な仕組みです。
冷温水の温度を3段階調整できるモデルとは¶
もう一つの「3温度対応」は、冷水と温水それぞれの温度を複数段階で調整できるモデルです。タップ自体は2つ(冷水・温水)ですが、それぞれの温度を切り替えられるため、実質的に3種類以上の温度の水を出すことができます。
たとえばコスモウォーターの「smartプラスNext」では、以下のような3段階調整が可能です。
- 冷水:5°C/10°C/20°Cの3段階
- 温水:60°C/80°C/90°Cの3段階
冷水でキンキンに冷えた水を出すことも、20°C程度の少し冷えた水を出すことも、温水で粉ミルクに適した60°Cのお湯を出すことも、すべて1台で対応できます。
自分に必要なのはどっち?用途別チェック¶
2つの仕組みの違いを踏まえ、用途別にどちらが向いているか整理しました。
| 用途 | 3タップ型がおすすめ | 温度調整3段階型がおすすめ |
|---|---|---|
| 常温水をよく飲む | ◯ | ×(常温タップなし) |
| 粉ミルクの調乳 | △(温水温度が固定の場合あり) | ◯(60°Cなど適温に調整可) |
| コーヒーを毎日淹れる | △(温度調整不可の場合あり) | ◯(80〜90°Cで豆に合う温度を選択可) |
| お茶・麦茶をよく飲む | ◯(常温水がすぐ出る) | ◯(冷水温度を調整可) |
| 料理にお湯を使う | ◯ | ◯ |
常温水を日常的に飲みたい方には3タップ型、水温を用途に応じて細かく変えたい方には温度調整3段階型がおすすめです。もちろん、ご家庭の用途に合わせて選ぶのが一番です。
3温度対応ウォーターサーバーのメリット¶
3温度対応のウォーターサーバーを選ぶことで、どのようなメリットがあるのか、具体的に見ていきましょう。
用途に合わせた温度設定で料理や飲み物が作りやすい¶
温度調整機能があると、日々の料理やドリンク作りが格段に便利になります。
- コーヒー:豆の種類に合わせて85〜90°Cで抽出すると、酸味や苦味のバランスが良くなります
- お茶(緑茶・紅茶):緑茶は70〜80°C、紅茶は90°C以上が適温とされています
- 料理:パスタの茹で汁やスープのベースとして、すぐに熱湯が使えます
- インスタント食品:カップ麺やスープは高温のお湯(90°C)で美味しく仕上がります
温度調整3段階型なら、これらすべての用途に1台で対応可能です。
粉ミルク・離乳食の調乳に最適な温度が選べる¶
赤ちゃんがいるご家庭にとって、温度調整機能は非常に大きなメリットです。
粉ミルクの調乳に推奨される温度は約70°Cとされています(WHOのガイドラインより)。温度調整3段階型であれば、60°C〜80°Cの間で最も適した温度を選ぶことができ、毎回温度を測る手間が省けます。
また、離乳食を温める際も、熱すぎない温度(60°C程度)ですぐにお湯が使えるため、赤ちゃんの食事準備がスムーズになります。
粉ミルクの温度設定のポイント 60°Cのお湯でミルクを溶かした後、水流水で冷ます手間が大きく減ります。温度調整機能があると、夜中の授乳時も時短になります。
省エネモードで電気代を抑えられる¶
温度調整機能を備えた機種の多くは、エコモード(省エネモード)も搭載しています。使わない時間帯に温水の加熱を弱めたり、冷水の冷却を停止したりすることで、電気代を抑える仕組みです。
たとえば、夜間や外出中にエコモードを設定しておけば、温水の温度を90°Cから60°Cに下げるなどして消費電力を削減できます。温度調整機能があるからこそ、「保温温度を下げる=節電」という選択肢が生まれます。
一般的なウォーターサーバーの電気代は月額約300〜500円程度ですが、エコモードの活用でさらに抑えられる可能性があります。詳しくは[ウォーターサーバーの電気代を1ヶ月ごとに各社比較!安いのはどこ?]の記事もご参照ください。
主要メーカーの3温度対応機種を比較¶
ここからは、主要ウォーターサーバーメーカーの温度設定仕様を具体的に比較していきます。
コスモウォーターsmartプラスNext:冷温水3段階温度調整の詳細仕様¶
コスモウォーターの「smartプラスNext」は、冷温水それぞれ3段階の温度調整に対応した代表的なモデルです。
| 設定項目 | 温度段階 |
|---|---|
| 冷水 | 5°C/10°C/20°C の3段階 |
| 温水 | 60°C/80°C/90°C の3段階 |
- 冷水は「キンキンに冷えた水(5°C)」から「ほぼ常温に近い冷水(20°C)」まで選べます
- 温水は「粉ミルク向け(60°C)」「お茶向け(80°C)」「熱湯(90°C)」と用途ごとに使い分けが可能です
- ワンタッチで温度切替ができる操作パネルを搭載しています
月額料金は、24リットル(12リットル×2本)セットで約3,980円〜(税抜)となっています。電気代は月額約300〜400円程度が目安です。
[ウォーターサーバーの種類別月額料金を徹底比較!宅配型・RO水・水道直結型の相場と選び方]でも詳しく比較しています。
アクアクララ:全モデル2温度対応で温度調整なし¶
ここで注意が必要なのがアクアクララです。アクアクララの全モデルは冷水・温水の2温度対応であり、温度調整機能は備えていません。
- 冷水:約5〜10°C(固定)
- 温水:約80〜90°C(固定)
- 常温水タップ:なし
- 温度調整機能:なし
「3温度対応」という言葉が話題になりがちですが、アクアクララのモデルはすべて2タップ型で温度固定です。温度調整を重視する場合は、この点に注意して選ぶ必要があります。
フレシャス:サーバーラインアップと温度設定の特徴¶
フレシャスは、機種によって温度設定の対応が異なります。
- davita(ダビタ)シリーズ:冷水・温水の2タップ型。一部モデルで温水の温度を強・弱の2段階で調整可能
- Slim(スリム)シリーズ:冷水・温水の2タップ型。温度調整は不可
- 常温水タップは搭載していません
フレシャスの特徴は、天然水のバリエーションの豊富さにありますが、温度調整の段階数でいうと2段階以内のモデルが中心です。温度調整3段階を求める場合は、他社の対応機種と比較検討することをおすすめします。
各社の月額料金・電気代・機能を一覧比較¶
3温度対応(温度調整型)を含む主要メーカーの比較表です。
| メーカー | 代表機種 | 温度調整 | 常温水タップ | 月額料金目安 | 電気代目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| コスモウォーター | smartプラスNext | 冷水3段階・温水3段階 | なし | 約3,980円〜/月 | 約300〜400円/月 |
| アクアクララ | 各モデル | なし(固定) | なし | 約3,600円〜/月 | 約300〜400円/月 |
| フレシャス | davitaシリーズ | 温水2段階(一部モデル) | なし | 約3,550円〜/月 | 約300〜400円/月 |
※月額料金は各社の標準的なプラン(天然水24リットル/月想定)の目安です。プランや地域により変動します。
月額料金の詳細な比較は[ウォーターサーバー 種類別 ランニングコスト guide]も参考にしてください。
3温度対応機種の選び方:5つのポイント¶
実際に3温度対応のウォーターサーバーを選ぶ際、どのようなポイントに注目すべきか、5つの視点から解説します。
温度調整の段階数と範囲を確認¶
まず最も重要なのは、温度調整が何段階あるか、そしてその温度範囲が自分の用途をカバーしているかを確認することです。
- 粉ミルクを使うご家庭 → 60°C前後の温水設定があるか
- コーヒーを淹れる方 → 80〜90°Cの高温設定があるか
- 常温水を飲みたい方 → 常温水タップまたは20°C程度の冷水設定があるか
コスモウォーターsmartプラスNextのように冷温水それぞれ3段階調整できる機種であれば、上記すべての用途に対応できます。
常温水タップの有無で選ぶ¶
常温水を日常的に飲む方にとって、常温水専用のタップがあるかないかは大きな違いです。
- 3タップ型(冷水・常温水・温水)→ 常温水がワンタッチで出る
- 温度調整型(冷水・温水の2タップ)→ 冷水設定を20°Cにすればほぼ常温水が出るが、タップを切り替える手間がある
常温水をメインに飲むご家庭では、3タップ型の利便性が高い一方、温度調整型でも冷水温度を20°Cに設定することで実質的な常温水対応が可能です。
月額料金と電気代のバランス¶
温度調整機能や常温水タップの有無によって、月額料金や電気代が変わる場合があります。
- 月額料金:水代+サーバーレンタル料(無料の場合もあり)が主な構成。温度調整機能の有無で水代は変わりませんが、サーバー機種によりレンタル料が異なる場合があります
- 電気代:温度調整機能があるモデルでも、エコモードの活用で電気代を抑えられます。月額約300〜400円程度が一般的
総合的なランニングコストで比較することが大切です。詳しくは[ウォーターサーバーの電気代を1ヶ月ごとに各社比較!安いのはどこ?]をご覧ください。
ボトル交換方式(上部・下部)との組み合わせ¶
温度調整機能の有無とは別に、ボトル交換方式も使い勝手に影響します。
- 下部交換方式:重心が低く安定。力があまりいらないため、女性や高齢の方にも扱いやすい
- 上部交換方式:上部にボトルを持ち上げる必要があるが、構造がシンプル
温度調整機能を備えた機種にも下部交換方式のものがあります。機能性と使い勝手の両方を考慮して選びましょう。詳細は[ウォーターサーバーの上部ボトルと下部ボトルを徹底比較!メリット・デメリットで選ぶべき方式]で解説しています。
エコモード・省エネ機能の有無¶
温度調整機能がある機種を選ぶなら、エコモードの充実度にも注目しましょう。
- タイマー設定で自動的に省エネモードに切り替わる機能
- 人感センサーで使用頻度に応じて温度を調整する機能
- 手動でエコモードに切り替えられる機能
これらの機能があると、温度調整の便利さを活かしながら電気代を抑えられます。[ウォーターサーバー エコタイプ 省エネ 機能 guide]でも省エネ機能について詳しく紹介しています。
オーケンウォーターのサーバーは3温度対応?特徴と温度設定¶
ここで、当サイト「オーケンウォーター」のサーバーについても温度設定の仕様をご紹介します。
オーケンウォーターの給水温度仕様¶
オーケンウォーターのウォーターサーバーは、冷水・温水の2タップ型です。
- 冷水:しっかりと冷やされた冷水がお使いいただけます
- 温水:温かいお湯がすぐに出ます
温度調整の段階切り替え機能や常温水タップについては、各サーバー機種の仕様をご確認ください。オーケンウォーターでは、シンプルで使いやすい2タップ構成で、冷水と温水をすぐにご利用いただける設計となっています。
3種の天然水と温度設定の組み合わせ¶
オーケンウォーターの大きな特徴は、3種類の天然水をお届けしている点です。
- 阿蘇の天然水:熊本県・阿蘇の豊かな自然が育んだミネラル豊富な天然水
- 南阿蘇の天然水:南阿蘇の清らかな水源から汲み上げられた軟水
- 日田の天然水:大分県・日田の名水として知られる天然水
いずれも大自然の恵みを受けたこだわりの天然水で、冷水・温水どちらでも美味しくお召し上がりいただけます。ミネラルバランスの異なる3種の水から、ご家族の好みに合った天然水をお選びいただけます。
まとめ:ライフスタイルに合った3温度対応機種の選び方¶
「3温度対応」ウォーターサーバーについて、2つの概念と主要メーカー比較を見てきました。最後に選び方のポイントをおさらいします。
3温度対応には2つの仕組みがあります:
- 3タップ型(冷水・常温水・温水)→ 常温水をよく飲む方に便利
- 温度調整3段階型(冷温水それぞれ温度切替可)→ 粉ミルクやコーヒーなど用途に応じた温度を使い分けたい方に便利
選び方のポイント:
- 粉ミルクを使うなら → 温水60°C設定がある温度調整型を
- 常温水を愛飲するなら → 3タップ型または冷水20°C設定のある機種を
- 電気代を抑えたいなら → エコモード搭載機種を選び、夜間は省エネ設定に
- 月額料金は → 温度調整機能の有無よりもプラン内容(水量・水質)で比較を
ご自身のライフスタイルに合った温度設定機能を備えたウォーターサーバーを選ぶことで、日々の水生活がより快適になります。ぜひ、[RO水ウォーターサーバーの特徴と選び方を徹底解説!天然水との違い・料金・主要ブランド比較]も併せて参考にしながら、最適な一台を見つけてください。
オーケンウォーターでは、3種の天然水からお選びいただけるウォーターサーバーサービスを提供しています。天然水の美味しさを、ぜひご自宅でお試しください。