天然水のミネラル含有量を産地別に徹底比較|硬度・成分数値でわかる水の違い

天然水 産地別 ミネラル含有量 比較

更新日: 2026年4月24日

天然水のミネラル含有量を産地別に徹底比較|硬度・成分数値でわかる水の違い

天然水の味わいや性質は、採水地によって大きく異なります。その違いを決定づけるのがミネラル含有量です。カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムといった主要ミネラルのバランスは産地ごとに固有で、水の硬度、味、用途に直結します。

本記事では、ウォーターサーバー大手3社(コスモウォーター・フレシャス・オーケンウォーター)が扱う計6水源・9銘柄のミネラル成分値を公式データに基づいて比較します。産地別の数値を一覧表で確認できるため、水そのものの成分から自分に合った天然水を選びたい方に最適な比較ガイドです。


天然水のミネラル含有量は産地でどう違う?比較のポイント

ミネラル含有量を知る意義|味・用途・健康への影響

天然水に含まれるミネラルは、水の味わいを左右する最も重要な要素です。中でも硬度(カルシウムとマグネシウムの総量)は、水の「くせ」「まろやかさ」「すっきり感」を決定づけます。

ミネラルバランスを知ることで、以下の判断ができるようになります。

  • 味の好みに合った水選び:軟水はまろやか、中硬水はコクがあるなど
  • 用途に応じた使い分け:粉ミルク、料理、コーヒーなど適した硬度が異なる
  • 健康面での配慮:ナトリウム摂取量やバナジウムの有無など

硬度別の用途について詳しく知りたい方は、「[天然水 硬度別 用途 選び方]」の記事もご参照ください。

比較に使う5つの指標(硬度・Ca・Mg・Na・K)と特殊成分(バナジウム・シリカ)

本記事では、以下の指標を用いて産地別のミネラル含有量を比較します。

基本5指標:

  • 硬度:水中のカルシウムとマグネシウムの合計量(mg/L)。水の味わいの目安
  • カルシウム(Ca):骨や歯の健康を支えるミネラル
  • マグネシウム(Mg):代謝や神経機能に関わるミネラル
  • ナトリウム(Na):塩分の構成要素。摂取量に配慮が必要な方も
  • カリウム(K):細胞内液の維持に関わるミネラル

特殊成分:

  • バナジウム(V):富士山系の玄武岩層を通じて溶け込む希少ミネラル
  • シリカ(Si):肌や骨の健康に関わるとされる成分。大分・九州地域の水に多く含まれる

硬度の計算方法(日本の方式):

硬度(mg/L) = カルシウム(mg/L) × 2.5 + マグネシウム(mg/L) × 4.1

この記事で比較する6水源の概要

本記事では、ウォーターサーバー3社が提供する以下の6水源地域(計9銘柄)を比較します。

水源地域 コスモウォーター フレシャス オーケンウォーター
富士山系(山梨) FRECIOUS富士
富士山麓・静岡 静岡の天然水 FRECIOUS朝霧高原 富士山の銘水
京都・丹波 京都の天然水 京都丹波の銘水
大分・日田 大分の天然水 大分天領の銘水
長野・木曽 FRECIOUS木曽

※コスモウォーターとオーケンウォーターは、京都・静岡・大分の共通する水源地域から採水しており、成分値が同等です。


水の硬度とは|分類基準と日本の天然水の傾向

硬度の定義と4つの分類(軟水・中硬水・硬水・超硬水)

水の硬度は、1リットル中に含まれるカルシウムとマグネシウムの量を炭酸カルシウム換算で表した数値です。WHOの基準に沿って、以下の4つに分類されます。

分類 硬度(mg/L) 水の特徴
軟水 60未満 まろやかでくせが少ない
中硬水 60以上120未満 コクがありミネラル感を感じる
硬水 120以上180未満 重厚な味わい、渋みを感じることも
超硬水 180以上 非常に強いミネラル感、苦味

日本の天然水が軟水中心である理由

日本の天然水の多くが軟水に分類されます。これは日本の地質と関係しています。日本列島は花崗岩や火山岩が多く、ミネラルをあまり溶け込ませない地質構造です。雨水が地下に浸透して湧出するまでの時間が比較的短く、ミネラルを十分に溶解する前に地表に出てくるケースが多いため、軟水になりやすい傾向があります。

本記事で比較する6水源もすべて軟水(硬度83mg/L以下)に分類されます。

硬度が味と用途に与える影響

硬度は水の味わいに直結します。低硬度の軟水はまろやかで飲みやすく、赤ちゃんのミルク作りにも適しています。硬度が上がるにつれてコクやミネラル感が増し、料理のだし引きやコーヒーの抽出に向きます。

ただし、硬度が高すぎる水は粉ミルクの溶解性を下げたり、渋みを感じたりするため、用途に応じた選択が重要です。


天然水ミネラル含有量 産地別比較表

注意:記載の成分値は各社公式サイトの公開データに基づきます。天然水であるため、季節や採水時期により変動する可能性があります。最新の数値は各社公式サイトでご確認ください。

コスモウォーター3水源(京都・静岡・大分)の成分値

コスモウォーターは、京都・静岡・大分の3採水地から天然水を提供しています。いずれも国際的な水の品評会で最高金賞を受賞した実績を持ちます。

コスモウォーター 京都の天然水(採水地:京都府)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 31 mg/L
カルシウム(Ca) 8.9 mg
マグネシウム(Mg) 2.1 mg
ナトリウム(Na) 24.3 mg
カリウム(K) 0.9 mg
シリカ(Si) 19 mg/L

コスモウォーター 静岡の天然水(採水地:静岡県)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 50 mg/L
カルシウム(Ca) 14.0 mg
マグネシウム(Mg) 3.6 mg
ナトリウム(Na) 12.4 mg
カリウム(K) 1.5 mg
バナジウム(V) 60 μg/L
シリカ(Si) 31 mg/L

コスモウォーター 大分の天然水(採水地:大分県)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 36 mg/L
カルシウム(Ca) 8.6 mg
マグネシウム(Mg) 3.5 mg
ナトリウム(Na) 15.5 mg
カリウム(K) 4.5 mg
亜鉛(Zn) 0.009 mg
シリカ(Si) 68 mg/L
有機ゲルマニウム(Ge) 0.9 μg/L

※データ出典:コスモウォーター公式サイト

フレシャス3水源(富士・朝霧高原・木曽)の成分値

フレシャスは、富士山周辺と長野・木曽の3水源から天然水を提供しています。

FRECIOUS富士(採水地:山梨県富士吉田市)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 22 mg/L
カルシウム(Ca) 5.4 mg
マグネシウム(Mg) 2.1 mg
ナトリウム(Na) 6.2 mg
カリウム(K) 0.8 mg
バナジウム(V) 85 μg/L
pH 8.3

FRECIOUS朝霧高原(採水地:静岡県富士宮市)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 83 mg/L
カルシウム(Ca) 15.0 mg
マグネシウム(Mg) 11.0 mg
ナトリウム(Na) 84.0 mg
カリウム(K) 2.7 mg
バナジウム(V) 152 μg/L
pH 8.4

FRECIOUS木曽(採水地:長野県木曽郡木曽町)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 20 mg/L
カルシウム(Ca) 5.6 mg
マグネシウム(Mg) 1.2 mg
ナトリウム(Na) 1.9 mg
カリウム(K) 0.6 mg
バナジウム(V) ―(不検出)
pH 7.7

※データ出典:フレシャス公式サイト

オーケンウォーター3水源(富士山・京都丹波・大分天領)の成分値

オーケンウォーターは、富士山麓・京都丹波・大分日田の3採水地から天然水を提供しています。

オーケンウォーター 富士山の銘水(採水地:静岡県御殿場市)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 50 mg/L
カルシウム(Ca) 14 mg
マグネシウム(Mg) 3.6 mg
ナトリウム(Na) 12.4 mg
カリウム(K) 1.5 mg
バナジウム(V) 60 μg/L
pH 8.3

オーケンウォーター 京都丹波の銘水(採水地:京都府丹波市)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 31 mg/L
カルシウム(Ca) 8.9 mg
マグネシウム(Mg) 2.1 mg
ナトリウム(Na) 24.3 mg
カリウム(K) 0.9 mg
pH 6.8

オーケンウォーター 大分天領の銘水(採水地:大分県日田市)

成分 含有量(1Lあたり)
硬度 36 mg/L
カルシウム(Ca) 8.6 mg
マグネシウム(Mg) 3.5 mg
ナトリウム(Na) 15.5 mg
カリウム(K) 4.5 mg
亜鉛(Zn) 0.009 mg
シリカ(Si) 68 mg
有機ゲルマニウム(Ge) 0.9 μg/L
pH 7.9

※データ出典:オーケンウォーター公式サイト。成分値は記事作成時点のものです。最新データはオーケンウォーター公式サイトでご確認ください。

6水源 硬度・主要ミネラル 一覧比較表

以下の表は、各水源の硬度・主要ミネラル(Ca・Mg・Na・K)を1Lあたりの数値で一覧比較したものです。

水源(提供会社) 採水地 硬度 Ca Mg Na K
京都の天然水(コスモウォーター) 京都府 31 8.9 2.1 24.3 0.9
京都丹波の銘水(オーケンウォーター) 京都府丹波市 31 8.9 2.1 24.3 0.9
静岡の天然水(コスモウォーター) 静岡県 50 14.0 3.6 12.4 1.5
富士山の銘水(オーケンウォーター) 静岡県御殿場市 50 14.0 3.6 12.4 1.5
大分の天然水(コスモウォーター) 大分県 36 8.6 3.5 15.5 4.5
大分天領の銘水(オーケンウォーター) 大分県日田市 36 8.6 3.5 15.5 4.5
FRECIOUS富士(フレシャス) 山梨県富士吉田市 22 5.4 2.1 6.2 0.8
FRECIOUS朝霧高原(フレシャス) 静岡県富士宮市 83 15.0 11.0 84.0 2.7
FRECIOUS木曽(フレシャス) 長野県木曽町 20 5.6 1.2 1.9 0.6

単位:mg/L(硬度・Ca・Mg・Na・K)

コスモウォーターとオーケンウォーターは同じ水源地域から採水しているため、同一地域の成分値が一致します。水源地域ごとの違いを見ると、以下の傾向が読み取れます。

  • 京都・丹波地域:硬度31の超軟水。ナトリウムが比較的高め
  • 富士山麓・静岡地域:硬度50の軟水。バナジウムを含有
  • 大分・日田地域:硬度36の軟水。シリカが高濃度(68mg/L)
  • 富士吉田:硬度22の超軟水。バナジウム含有(85μg/L)
  • 朝霧高原:硬度83の中硬水寄り軟水。全体的にミネラルが豊富
  • 木曽:硬度20の超軟水。ナトリウムが極めて低い(1.9mg/L)

産地別のミネラル特徴を詳しく解説

富士山系(山梨・静岡)|バナジウム含有と低硬度の軟水

富士山周辺の天然水に共通する特徴は、バナジウムを含有している点です。富士山の地下にある玄武岩層を長い年月をかけて水が浸透する過程で、バナジウムが溶け込みます。

ただし、採水地点(標高・位置)によってミネラルバランスは異なります。

  • 富士吉田(FRECIOUS富士):硬度22mg/L。バナジウム85μg/L。非常に柔らかな軟水で、バナジウム含有量も高い
  • 御殿場・静岡(コスモウォーター静岡/オーケンウォーター富士山の銘水):硬度50mg/L。バナジウム60μg/L。適度なミネラルバランス
  • 朝霧高原(FRECIOUS朝霧高原):硬度83mg/L。バナジウム152μg/L。富士山系では最もミネラルが豊富で、バナジウム含有量も国内トップクラス

水源別の特徴についてさらに詳しく知りたい方は「[天然水 水源別 特徴 ランキング]」の記事をご参照ください。

京都・丹波地域|超軟水でまろやかな味わい

京都丹波地域の天然水は硬度31mg/Lと非常に低く、超軟水に分類されます。カルシウム・マグネシウムともに少なく、口当たりはまろやかでくせがありません。

ナトリウム値が24.3mg/Lと比較的高めである点が特徴です。ただし、1日2L飲用しても48.6mgのナトリウム摂取にとどまり、食塩相当量で約0.12g程度です。通常の食生活におけるナトリウム摂取量と比較すればごく微量であり、健康な方にとっては問題になるレベルではありません。

丹波地域の花崗岩質の地層を通じてろ過された天然水は、「[天然水 国産 おすすめ 産地]」としても定評があります。

大分・九州地域|高濃度シリカが特徴

大分・日田地域の天然水最大の特徴は、高濃度のシリカ(ケイ素)です。1Lあたり68mgのシリカを含有しており、これは国内の天然水の中でもトップクラスの含有量です。

阿蘇・久住山系の火山活動によって形成された地層を通じて、シリカのほか天然の亜鉛(0.009mg/L)や有機ゲルマニウム(0.9μg/L)も溶け込んでいます。硬度は36mg/Lの軟水で、ミネラル感は控えめながら特殊成分に富んだ個性的な水です。

長野・木曽地域|極限まで低いナトリウム値

FRECIOUS木曽は、今回比較した9銘柄の中で最もナトリウム値が低く、1Lあたりわずか1.9mgです。硬度も20mg/Lと最低値で、非常に純度の高い軟水です。

御嶽山の地中奥深くから湧出する天然水で、周辺には天然のわさびが群生するほど澄んだ清水が特徴です。水量に限度がある希少な水源とされています。

ナトリウムを極力抑えたい方、赤ちゃんのミルク用に最も低いナトリウム値の水を探している方に適しています。

バナジウムに関する注意点|国立健康・栄養研究所の見解

バナジウムを含む天然水は健康志向の方に人気がありますが、摂取にあたっては注意点があります。

国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所(旧:国立健康・栄養研究所)は、バナジウム含有天然水について以下の見解を示しています。

  • 小児:バナジウムを含む水の継続的な摂取は避けることが望ましい
  • 妊婦・授乳婦:バナジウム含有水の常飲は控えるべき
  • 腎機能が低下している方:バナジウムの排出に腎臓が関与するため、摂取に注意が必要

健康な成人が通常の飲用量を摂取する範囲では、バナジウムによる健康被害の報告はありません。ただし、バナジウムの健康効果については十分な科学的根拠が確立されていないことも併せて理解しておきましょう。

富士山系のバナジウム含有水を日常的に飲用する場合は、上記の対象者に該当しないかご確認ください。


用途別おすすめの産地・硬度の選び方

硬度別の用途についてさらに詳しく知りたい方は、「[天然水 硬度別 用途 選び方]」の記事もご参照ください。

赤ちゃんの粉ミルク用|低硬度・低ナトリウムの軟水

粉ミルクを作る際は、低硬度でナトリウムの少ない軟水が適しています。赤ちゃんの腎機能は未発達なため、ミネラルやナトリウムの負担を最小限に抑える必要があります。

おすすめの条件:

  • 硬度60mg/L未満の軟水
  • ナトリウム20mg/L以下

これらの条件を満たす水源:

水源 硬度 ナトリウム 評価
FRECIOUS木曽 20 mg/L 1.9 mg ◎ ナトリウム最低値
FRECIOUS富士 22 mg/L 6.2 mg ◎ 硬度・Naともに低い
京都丹波の銘水 31 mg/L 24.3 mg △ Naやや高め
大分天領の銘水 36 mg/L 15.5 mg ◯ バランス良好
富士山の銘水 50 mg/L 12.4 mg ◯ 硬度やや高め

FRECIOUS木曽とFRECIOUS富士が最も条件に合致します。

日常の飲用水|味の好みで選ぶ軟水と中硬水

日常的に飲む水は、味の好みで選んで問題ありません。

  • まろやかでくせのない味が好み:硬度20〜31mg/Lの超軟水
  • 京都丹波の銘水(硬度31)、FRECIOUS富士(硬度22)、FRECIOUS木曽(硬度20)
  • 適度なコクとミネラル感が好み:硬度36〜50mg/Lの軟水
  • 大分天領の銘水(硬度36)、富士山の銘水(硬度50)
  • しっかりした味わいが好み:硬度80mg/L前後
  • FRECIOUS朝霧高原(硬度83)

料理・コーヒー・お茶用|抽出効果を高める硬度選び

料理や飲料の抽出には、適度な硬度の水が向きます。

  • 日本茶:硬度30mg/L前後の超軟水が最適。旨み成分が引き出しやすい
  • 京都丹波の銘水(硬度31)が特におすすめ
  • コーヒー:硬度40〜80mg/Lが抽出に適しているとされる。適度なミネラルがコクを引き出す
  • 富士山の銘水(硬度50)、FRECIOUS朝霧高原(硬度83)
  • 炊飯・出汁:硬度30〜60mg/Lの軟水で、米の甘みや出汁の旨みを引き出す
  • 京都丹波の銘水(硬度31)、大分天領の銘水(硬度36)

ミネラル補給を目的とする場合|特殊成分に注目

ミネラル補給を目的とするなら、特殊成分の含有量に注目しましょう。

  • バナジウムを摂りたい方:FRECIOUS朝霧高原(152μg/L)、FRECIOUS富士(85μg/L)
  • シリカを摂りたい方:大分天領の銘水(68mg/L)
  • 総合的なミネラルバランス:FRECIOUS朝霧高原はCa・Mg・Kも最多水準

バナジウムの摂取については、前述の国立健康・栄養研究所の見解をご確認ください。小児・妊婦・授乳婦の方はバナジウム含有水の継続摂取を避けることが推奨されています。

オーケンウォーターでは、富士山・京都丹波・大分天領の3種の天然水から用途に合う水をお選びいただけます。硬度50のバナジウム含有軟水、硬度31のまろやかな超軟水、硬度36のシリカ豊富な軟水と、3つの異なる個性からご自身の用途に合った天然水を見つけられます。料金やサーバー機種の詳細は「[天然水 ウォーターサーバー会社 料金 比較]」および「[天然水 サーバー おすすめ メーカー比較]」の各記事をご参照ください。


天然水とRO水の違い|ミネラル含有量の観点から

天然水の定義|採水地由来のミネラルがそのまま残る

天然水とは、特定の水源から採取し、沈殿・ろ過・加熱殺菌以外の物理的・化学的な処理を行わない水のことです(食品衛生法に基づく定義)。地層を通じて自然にろ過された水には、その地域固有のミネラルがバランスよく溶け込んでいます。

天然水とミネラルウォーターの違いについて詳しくは、「[天然水 ミネラルウォーター 違い]」の記事をご参照ください。

RO水の仕組み|逆浸透膜でミネラルを除去後、人工添加の場合も

RO水(逆浸透膜水)は、RO膜(逆浸透膜)と呼ばれる極めて細かいフィルターで原水をろ過し、ミネラルを含むほぼすべての成分を除去した水です。原水が天然水であっても水道水であっても、RO処理を経ると同じ成分構成になります。

一部のRO水サーバーでは、ろ過後にミネラルを人工的に添加している場合もあります。この場合、添加されたミネラル成分は天然のバランスとは異なるため、産地別の特徴を楽しむことはできません。

ミネラル含有量を重視するなら天然水が有利な理由

ミネラル含有量を重視して水を選ぶ場合、天然水には明確な優位性があります。

  • 産地ごとの固有ミネラルバランスが自然のまま残る
  • バナジウムやシリカなどの特殊成分が含まれる場合がある
  • 成分値が公開されているため、数値で比較・選択できる

RO水は安全性や純度の面で優れていますが、ミネラル成分の観点から見ると、天然水の方が選択の幅が広く、成分値に基づいた比較検討がしやすいと言えます。

なお、天然水の定期宅配について詳しく知りたい方は「[天然水 定期宅配 料金 比較]」の記事も併せてご参照ください。


まとめ|ミネラル含有量から見る自分に合った天然水の選び方

天然水のミネラル含有量は産地によって明確に異なり、その違いは硬度・カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムの数値として確認できます。

本記事で比較した6水源の特徴を用途別にまとめると以下の通りです。

用途 おすすめの硬度帯 該当する水源例
粉ミルク用 硬度20〜30 FRECIOUS木曽、FRECIOUS富士
日常の飲用水(まろやか) 硬度20〜31 京都丹波の銘水、FRECIOUS木曽
日常の飲用水(コクあり) 硬度40〜83 富士山の銘水、FRECIOUS朝霧高原
日本茶・炊飯 硬度30〜36 京都丹波の銘水、大分天領の銘水
コーヒー 硬度50〜83 富士山の銘水、FRECIOUS朝霧高原
シリカ補給 大分天領の銘水
バナジウム補給* FRECIOUS朝霧高原、FRECIOUS富士

* バナジウムの摂取は健康な成人を対象とし、小児・妊婦・授乳婦は避けることが推奨されています(国立健康・栄養研究所の見解に基づく)。

水選びで迷ったときは、まず硬度を基準に絞り込み、次にナトリウム値や特殊成分(バナジウム・シリカ)の有無で選ぶと良いでしょう。

オーケンウォーターでは、硬度31〜50mg/Lの3種の天然水を提供しています。富士山の銘水(硬度50・バナジウム60μg/L含有)、京都丹波の銘水(硬度31・まろやかな超軟水)、大分天領の銘水(硬度36・シリカ68mg/L含有)と、水質データと照らし合わせて自分に合った天然水を選べるのが強みです。各水源の成分値を確認した上で、ぜひお試しプランで実際の味わいを確かめてみてください。

サーバー機種の比較や料金の詳細については、「[天然水 ウォーターサーバー会社 料金 比較]」および「[天然水 サーバー おすすめ メーカー比較]」をご参照ください。

ミズカエル 編集部

ウォーターサーバーサービス・天然水宅配